外貨預金は円高では利益をあげれない

外貨預金と違い円高でも儲けるチャンス

FX(外国為替証拠金取引)を進めるうちに、あなたも国際経済の動向に敏感になってきました。そして「日本の景気が回復する一方で、米国の貿易赤字と財政赤字が拡大する見通しなので、しばらく円高傾向が続きそうだ」。こんな予想を立てたとしましょう。この予想で利益を得るには、どうすればいいでしょうか。

 

外貨預金や外貨建てMMFは基本的に外貨を買う取引です。そのため、円安にならないと為替差益が得られません。

 

それに対して、外国為替証拠金取引の特徴は、「買い」だけでなく「売り」からも取引をスター卜できる点です。この取引を使えば、為替レートが円高に動く場合でも利益を得るチャンスがっかめます。つまり、冒頭の円高予想に対して、証拠金取引なら、ドルを売りから取引をはじめて、円高になったところで買い戻せばいいのです。

 

ところで、外貨を持っていないのに売るというと、「そんなことができるの?」と思われるかもしれません。この取引のイメージを、クリスマスケーキの予約販売を例に考えてみましょう。このデパートでは、11月25日に予約販売でケーキを売った後に、12月20日にケーキを仕入れ、24日にお客にケーキを引き渡しています。つまり、ケーキがないのに予約販売という形で、先にケー・キを売り、後からケーキを調達してそこで利益を確定しているのです。まさにこれが、売りからはじめる取引です。

 

証拠金取引でも同じです。まず手元にない米ドルを売って円高になったところで米ドルを買い戻すことで取引が完了します。

高金利通貨を売るとスワップ支払いが必要

では、外国為替証拠金取引で実際にドルを売るケースを見てみましょう。

 

あなたは2009年1月7日に先行き円高・ドル安になると予想してドルを92・65円で1万ドル売りました。売った後、為替レートは一時円安に動きましたが、流れはあなたの予想通り円高に向かいました。

 

「もうこのあたりで利益を確定しよう」と、1月26日に売っていた1万ドルを89・00円で買い戻しました。この取引の為替損益はプラス3万6500円([売値92.65円‐買値89.00円]×1万ドル)です。ただ、円より金利が高いドルを売っていたので、スワップポイントを支払わねばなりません。これは171円(1日平均1万ドルあたりマイナス9円X19日)で、為替差益からスワップ損金を差し引きます。その結果、3万6329円の利益を手にしました。このように、FX(外国為替証拠金取引)なら円高でも利益を得られます。

米国株の上昇、これを受けたドル円は82円に、またシカゴ日経225先物の上昇を背景に、買い優勢のスタートが予想される。ユーロ圏各国の財務相がギリシャへの融資実行の決定を先送りした影響が警戒されていたが、債務不履行(デフォルト)を回避する姿勢を明確にしたことが不安感を和らげたようだ。昨夕に113円台に突入していたユーロ/円相場も115円台を回復してきており、イブニングで過剰に反応(一時9320円)した反動が見込まれる。